.1アレルギーがある場合でもインプラント治療はできますか?

インプラントはチタンでできています。チタンは金属の中でも非常にアレルギーの少ない金属ですが、それでも金属アレルギーが疑われる場合は術前にアレルギーテストを行います。ネックレスやピアスに対してアレルギーのある方でもほとんどの方が問題なく行えます。

.2インプラントは何年くらい保つことができるのですか?

定期的なメンテナンスをしっかり受けていくことでば、インプラントを生涯持たせる事も可能です。

.3インプラントが壊れてしまった場合は修復する事ができますか?

インプラント体は、フィクスチャーと呼ばれる人工の根の部分と、アバットメントと呼ばれる土台の部分と、クラウンという被せ物の3構造から成ります。クラウンの部分が壊れてしまった場合は修復が可能ですが、その他の部位が壊れてしまった場合、再手術が必要となります。

.4インプラントを入れる事で体にはなにか影響がありますか?

徹底した診査診断の上で正しい治療が行われ、メンテナンスを継続していれば影響はありません。
これらがしっかりできていないとインプラント周囲炎などからの感染も考えられますが、天然の歯でも同じです。
インプラントが入っているいないにかかわらず、歯のクリーニング等のメンテナンスは定期的に行いましょう。

.5インプラント治療を受ける上で注意する事はありますか?

インプラント治療は正しい診査診断が必要です。咬み合わせ、細菌の数など十分把握してから行うことが大切です。また、喫煙者の方のインプラント治療の成功率は、非喫煙者の方と比較すると低いことが分かっています。それは、ニコチンにより血管が収縮してしまい、血流が悪くなることが原因です。喫煙者の方はインプラント治療だけではなく、歯周病などの、お口の健康状態を悪化させるリスクを持っていますので注意が必要です。

2014年10月6日